懸樋工務店

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ホーム > 懸樋のブログ > 07大切な建物特集一覧

懸樋のブログ

大阪市中央公会堂 後編

前回のつづきです。

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こちらから突入です。

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こちらがロビーです。床は大理石になっています。
気品が漂っていますね。

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照明もいいです。

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3か所のエントランスの中の木製扉は連なってます。

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上のアーチ型の窓がいいです。
装飾もきめ細かいですね。

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地下1階もとても雰囲気がいいんです。
腰のあたりまで張ってあるタイルがいいですね。

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地下1階は2002年に行われた保存再生工事の跡を見ることができます。

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こちらは煉瓦造壁強度試験の跡です。

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こちらは漆喰塗工程が現し仕上げされていて、
煉瓦面→下塗り→中塗り→上塗りの各漆喰塗工程が意匠化されています。

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階段の装飾も凝っています。

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こちらの階段もいいですね。

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窓からオープンカフェが見えます。

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別の窓から外の景色を見ると、ここだけ時間が止まっているようですね!

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3階の特別室では催し物の準備中でした。
ちょっとのぞいてみると・・・

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特別室どーーん!!
どうですか、この美しいしつらえ。感動しますね。

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すばらしい空間です。
もうなにも言葉はいりません。

今回3階の特別室は見れたんですが、1階の大集会室を見てみたいですね。
またいつか・・・


大阪市中央公会堂 前編

大阪に数ある近代建築の最高峰でシンボル的存在が「大阪市中央公会堂」です。

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どうですか、この美しさ!すばらしいですね。
『大阪市中央公会堂』
1918年(大正7)完成 鉄骨煉瓦造 地上3階 地下1階
延床面積 9,886.56㎡ 国の重要文化財に指定されています。
2002年に耐震補強等をして保存・再生工事が行われました。
現在もいろんなイベントや披露宴などに利用されています。

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すごい重厚感です。
真ん中のアーチ型屋根がいいですね。

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外灯の装飾も素晴らしいですね。
明りが点いたらどうなるんでしょうか。

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どこから見てもいいですね。

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光の当たる角度で表情が変わりますね。

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こちらの角度もいいです。異国のようです。
大阪市が永久保存を決定しています。
『永久保存』です。いいですね!

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横にも入口がありました。

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こちらの外灯も歴史を感じますね。

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どこを切り取ってもいい感じです。

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地下1階の入り口はオープンカフェになっています。

夜はどうなってるかというと・・・


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ライトアップされていてもう別世界です。

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この日の夜もイベントが開催されていてたくさんの人が出入りされていました。

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外灯が点いたらこんな感じです。
雰囲気いいですね。

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夜は全く違う表情です。

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横の入口もいい感じです。

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こちらのカフェも幻想的です。

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次回はこちらから潜入です。



大阪 中之島図書館

前回のつづきです。

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中之島図書館 1904年(明治37)竣工
大正11年に左右の両翼を増築して現在の形になっています。
とても図書館に見えないですね。神話にでてきそうな建物です。

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街灯も風格があります。

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全景です。てっぺんには青い屋根が。

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一部がドーム型屋根になっていますね。

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この正面の入り口は閉鎖されていて、
左右の入り口から入れるようになっています。


こちらが入り口です。
建物内部は撮影の申請をして許可をもらって撮影できるようになっています。

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どうですか。いいですねえ、この感じ。
ここは中央の吹き抜けのロビーです。本当にすばらしいです。
上を見上げると・・・

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ドーム型天井どーーーん!

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手すりの細工もとてもすばらしいです。

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階段を上がっていきます。
図書館って感じがしないですね。

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どこかの迎賓館のようです。

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もうなにも言葉はいりません。
吸い込まれそうですね。

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ところどころ欠けています。歴史を感じますね。

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こういうところで読書や調べ物したいですね。
もちろん今でも現役バリバリの図書館で、
この日もたくさんの方が読書したり調べ物をされていました。

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夜はライトアップされてこんな感じになっています。
いいですね。



大阪 中之島 日銀大阪支店

中之島は堂島川と土佐堀川に挟まれた中州です。
大阪のビジネスの中心というだけじゃなく、近代建築もたくさんあるんです。

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中之島を通る御堂筋沿いに日本銀行大阪支店があります。

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1903年(明治36)竣工
煉瓦造・石造2階建 地下1階
前に大きな木があって見えないですね。

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ちなみに冬場に撮影するとこんな感じです。

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正面からもいいですね。
屋根の青銅板の薄緑色と紅葉の色がいいです。

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これぞ銀行建築って感じの重厚感です。
シンメトリーなデザインがいいですね。

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細かな装飾がすばらしいです。

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現在この建物は使用されておらず、この後ろに建てられた新館で業務されています。

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ここにはもともと郵便局があったんでしょうか

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それでポストがあるんですね。
でもこんなポスト初めてです。建物にあわせたんでしょうか。

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ポスト上にはこんな彫刻が・・・ みんなで支えあってますね。

ここは夜になるとライトアップされていて、


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こんな感じです。

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いいですねえ。


幻想的です。

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御堂筋を隔てて大阪市役所と向き合っています。
こっち方面に歩いていくと土佐堀川があって、

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なんか音がすると思って見てみると、
さすが水の都大阪ですね。船もかっこいいです。

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んーーーーー!

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わ、わ、わ、わ、行くのかぁ?行けるのかぁ?

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行っ

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たぁーーー!!

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この辺は公園にもなっていてこの日もイケメン2人がダンスの練習してました。
もう少し歩いていくと、

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おおーーーー!!!


つづきます。



明治神宮外苑 聖徳記念絵画館

結構有名な建物なんでしょうか?
全然知りませんでした。
東京の明治神宮外苑にあるんです、「聖徳記念絵画館」

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1926年(大正15)竣工 鉄筋コンクリート2階建
延べ面積4700㎡ 幅112m 高さ32m
国会議事堂みたいですね。

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明治天皇と昭憲皇太后の御遺徳を後世に伝えるために造営された、
明治神宮外苑のシンボルです。

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威風堂々。人と比較すると大きさがよくわかりますね。

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どこから見てもすごい迫力です。

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この3連アーチがとてもいい感じですね。

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こちらが入口です。

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その上も3連アーチ窓になっています。

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ステンドグラスがとても神秘的です。

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続々と観光バスが到着してきました。
テレビのロケとかでよく見かける銀杏並木もここです。
またいつか見たいですね。


ところで・・・



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その横には国立競技場があります。こんなところにあるんですね。
なにかのイベントの準備中でした。
ん?上の真ん中の黒い筒みたいなものは・・・

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聖火台じゃないでしょうか?

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そしてその先にはゴルフ練習場やその横には、

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神宮球場どーーーん!
大学野球の聖地です。

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球場の外周の通路はいい雰囲気です。
往年の名選手や祐君もここを歩いたんでしょうか?

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どうですか、この土間の感じ。

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こちらが正面です。

高校野球の聖地、甲子園球場はピカピカにリニューアルされてしまったんで、
このたまらない雰囲気の明治神宮球場はできるだけ長くこのまま維持してほしいですね。



鳥取県 大山町所子 「門脇家住宅」後編

前回のつづきです。
前編をまだの方はこちらからどうぞ→鳥取県 大山町所子 「門脇家住宅」前編

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「かぎの間」から縁側を通ってこちらに雪隠(せっちん)と湯殿があります。

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こちらが用を足すところです。
なんとなく品が感じられます。

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個室の方はこんな感じです。
刀掛けがありますね。武士の魂です。

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個室の建具の取っ手はなすびになっていました。
遊び心があっていいですね。

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こちらが湯殿です。畳の部分が脱衣場になっています。
大きい桶に熱いお湯を張って、小さい桶に入っている水で湯加減を調節していたようです。この湯殿も雪隠も、藩主などの偉い方専用です。

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こちらが竈(くど)です。懐かしい感じがしますね。
当時の生活を偲ばされます。

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いいですね。昭和35年頃まで使用されていたようです。
煙は斜めに窓のところから、

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こんな風に出していたんですね。
もう少し長かったようですが、雪で折れてしまいました。

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こちらには鉄の大きな鍋があったようですが、
戦時中に徴収されてしまいました。

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竈の外には米蔵や新蔵があります。
2つの家紋がありますね。
ひとつは鳥取藩池田公と同じ揚羽蝶の家紋です。

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この他にも大工小屋や水車小屋があります。

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当時の大工道具もきちんと保管されています。


「門脇家住宅」は村役場の機能があったので、
公的なスペースは日当のいいところに優先してつくられ、
藩主のお座敷はとても繊細につくられています。

その分プライベートなスペースは犠牲になっていて、
生活空間としては不便なところもあったかと思いますが、
240年以上経った現在でもとても大切に住まわれています。

今回のご案内も門脇家十一代当主自らして頂いたり、
また門脇家の方々にとても親切に丁寧にご説明をしてもらいました。



鳥取県 大山町所子 「門脇家住宅」前編

鳥取県西伯郡大山町所子(ところご)に国の重要文化財「門脇家住宅」があります。
年に2回、春と秋に一般公開されています。

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所子のまちなみが見えてきました。

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いい感じのまちなみですね。

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こちらが門です。入ってみると・・・

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どうですかこの佇まい。
主屋は木造の寄棟造で茅葺き屋根です。下庇は石州になっています。
建設年は明和6年! 昭和じゃないです、明和です。1769年です。
大庄屋の門脇家として建てられました。
大庄屋とは今で言う村役場と警察署と消防署のことだったようです。
門から玄関までのアプローチも曲げてありますね。

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まずこの茅葺き屋根の厚みに圧倒されました。
1mぐらいありましたね。

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こちらが正式な玄関です。来客や村役場などに出入りする時に使用されました。

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そしてこちらが勝手口でプライベートな玄関です。
こちらからお邪魔しました。

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この土間の感じ・・・とてもいいです。
現在の家にもこういう空間があるといいですね。

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上を見上げると何層にも組まれた梁の迫力、深みのある色合いがすごいです。
大蛇みたいですね。


こちらの部屋には以前、囲炉裏があったようです。

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普段は土間部分と一体的に使用されるので、
建具も大きく開けられるようにしてありますね。

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こちらの建具もいい感じですね。

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村役場のスペースとその他の部屋とは段をつけて分けられています。
奥の右の間は「かぎの間」といって藩主など偉い方が来られた時に
使用される間でこちらからは誰がいるのかわからなくしてあります。

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壁には屏風が飾られていて、季節ごとに変えられるそうです。

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屏風押さえの装飾にもこだわりが感じられます。

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こちらが「かぎの間」です。

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かぎの間から見える庭です。堀は上から見ると「心」という形になっています。

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この深い庇が雨、風の強い大山おろしから建物を守っていたんですね。

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こちらには雪隠と湯殿があります。


後編につづきます。



旧米子市庁舎(山陰歴史資料館)

鳥取県米子市に旧米子市庁舎があります。
現在は米子市立山陰歴史館として使用されています。

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1930年(昭和5年)7月1日竣工
鉄筋コンクリート造3階建 延床面積 2030.45㎡
シンメトリックな外観、赤レンガ調のタイルがいいですね。

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1階はアーチ型窓、2階と3階は上げ下げ窓になっています。

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窓と窓の間の細かな装飾にも品があります。

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エントランスもアーチ型です。
「米子市廰」がいいですね。

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中には米子市の古い資料がたくさんあります。

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昔懐かしいモノがたくさん展示してあります。

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階段の感じもいいです。
ちょっと上がってみると、

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おっ!ここは、

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市長室です!!
来客用のセットがいいですね。

これらの常設展示がすべて無料で見えるんです!
古い建物がいつまでも使用されてるのっていいですね。




新阪急ビル

以前こちらのブログでご紹介した 「大阪中央郵便局」から反対側に振り向くと、

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昨年5月に開業した新しい阪急のビルです。近づいてみると、

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阪急どーーん!
設計 日建設計  施工 大林組
鉄骨造・鉄骨鉄筋コンクリート 地下2階 地上41階建
延べ床面積 なんと330,000㎡!です。

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新しい中にもレトロな部分もありますね。

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高さは187mです。

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裏側はこんな感じになってます。
2012年にここに新しい阪急百貨店ができるそうです。

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現在は地中工事の真っ最中です。
いっぱい重機がいますね。
反対側にまわってみると、

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巨大船どーーん!!
阪急百貨店の「HEP NAVIO」です。
「NAVIO」って大きな船って意味だそうです。

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タイタニック号みたいですね。

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新阪急ビルには、ここから入れるようです。

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すっきりとしたエントランスですね。

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15階がスカイロビーになっていて、タリーズコーヒーやコンビニがあるんです。

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これエレベーターです。すごいですね。5基あります。

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でかっ!

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15階直通になっていてボタンまわりもすっきりしてます。
なんと80人乗りです!

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スカイロビーに到着です。開放感たっぷりですね。
ロビーコンセプトは『空に浮かぶ森』だそうです。
長いのはベンチで、ゆっくりと大阪の新鮮な景色が楽しめます。

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御堂筋方面も一望できます。

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丸ビルやヒルトンホテルも見えますね。
このロビーはホントにいいです!いいものをつくってもらいました!!

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ありがとう阪急さん!!!



大阪中央郵便局

大阪駅前の再開発が進む中で時が止まったかのような場所があります。
いつまでも変わることなくそこにあって、他の建物とはまったく違うのが大阪中央郵便局です。


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1939年(昭和14)竣工 鉄筋コンクリート造6階建 
外壁にはグレーのタイルが張ってあります。

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上の階になるにつれて、窓の数が少なくなってますね。
階が上がるごとに階高が低くなるように設計されています。
安定感があって、すっきりとシャープな感じがとてもいいです。
民営化前に写真撮りたかったですね・・・
この写真実は2年前に撮ったものなんです。

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当時はこんなのも貼ってありました。今はというと、

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こんな感じになっています。
建替計画があり、まわりは囲われてしまっています。
余計なものがなくなってすっきりしたんですが、なんか寂しげですね。
建物ってやっぱり人がいて、住んだり使ったりして初めて建物なんですね。

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しかし話題になった東京中央郵便局の建替問題の影響からか、
平成21年5月に移転した後もこのままになっています。

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今後の行方が気になります。




大阪北浜 ルポンドシエルビル

以前こちらで紹介した大阪証券取引所から土佐堀通り沿いに少しはなれたところに、フレンチレストラン「ルポンドシエル」があります。

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1926年(大正15年)完成 鉄骨鉄筋コンクリート6階建てです。
隣のビルの同じ階数の窓の高さを比べると随分違いますね。
さすが近代建築です。

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装飾は中央部分に集められて、左右対称のスパニッシュスタイルのビルです。
5階の窓がすべてアーチ型になってていいですね。

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中央の装飾部分です。
すごく丁寧に装飾されていて豪華です。

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照明器具もとてもいいですね

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実はこのビル、大林組の旧本店なんです。
3階は大林組歴史館になっています。

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裏にまわってみると表側とまったく同じでした。
名木に裏表なし。

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最上階部分の装飾はとてもきめ細かくされていて感動してしまいます。

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「ルポンドシエル」の看板もとてもひかえめで素敵です。
6階の中央は特に装飾されていますね。役員室でしょうか。

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天神橋からの眺めも最高です!向こうの方に見えてる背の高いビルが、
日本一の高層マンション「ザ・キタハマ」です。

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さすが水の都大阪です。




兵庫県 豊岡市 出石 芝居小屋 劇場 『永楽館』後編

前回のつづきです。
前編をまだの方はこちらからどうぞ→兵庫県 豊岡市出石 芝居小屋 劇場『永楽館』前編

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舞台の左側には『奈落』があります。

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まさに奈落の底ですね。ここにも入ることができるんです。すごいですね。
下に降りてみると、

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廻り舞台装置どーーーん!
これを廻すと上の舞台がまわるんですね。当然人力です。

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『奈落』の底には通路があって客席の後方まで通じています。
実はここ『花道』の下になっているんです。

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これが下から見た『スッポン』です。ここから妖怪とかが出てくるんですね。

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後方の階段から2階に上がると、

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枡席になっています。2階もいいですね。

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写真ではわかりにくいですが、床が斜めになっていて後ろの人でも見やすくなっています。

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2階席から見たところです。ちょっと感動しますね。すごいです。

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この『永楽館』今でも芝居小屋として現役バリバリで興行が行われています。
定期的に歌舞伎とか寄席を楽しむことができるんです。


今回の『永楽館』の修復はいろんな状況や条件が重なって、豊岡市によって修復されましたが、これもひとえに出石町の方々を中心に豊岡市民の方々の地域を想う 気持ち、そして古き良きものを大切にして次の世代に引き継いでいこうとする想いがあってこそ、修復が実現したんだろうと思います。

そういうことを感じさせてくれる建物です。
見どころいっぱいの『永楽館』、実際に見るともっと迫力があります。感動します。

このまわりにもたくさんの古い建物があり、出石町名物の皿そばのお店もたくさんあります。

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兵庫県 豊岡市 出石 芝居小屋 劇場 『永楽館』 前編

出石そばで有名な兵庫県豊岡市出石町に、近畿で最古の芝居小屋『永楽館』があります。
明治34年に竣工開館して、その当時は歌舞伎をはじめ新派劇や寄席などが上演されて但馬の大衆文化の中心としてとても栄えていたようです。

しかし時代の流れとともに活動写真の上映が中心になり、やがてそれもテレビの普及や娯楽の多様化などにより昭和39年に閉館されてしまい、個人の所有だったこともありそのまま放置されていました。

その後、40年以上の時が流れて平成20年に大改修されて『永楽館』が甦りました。

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100年以上の歴史をもつ劇場建築です。
1901年竣工 木造2階建て 延べ床面積610.89㎡
80%以上既存の木材を使用して復元されていて、
その他の材料も古い集会所などの古材を使用しています。

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ちなみに反対側の道路から見ると、
片岡○○、中村○○や坂東○○などたくさんののぼりが立っています。

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入口です。中に入ってみると、

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少し薄暗くて雰囲気たっぷりです。さらに中に入ると・・・

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劇場建築どーーーん!
舞台、桟敷、枡席、まさに芝居小屋ですね。
桟敷席の中にある平均台のようなところを通って、お茶やお弁当を運んでいたそうです。
初めてなんですが、なんかとてもなつかしい感じがします。
こういう感じ、日本人のDNAにもともと組み込まれているんじゃないでしょうか。

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ちょうちんの雰囲気もばっちりですね。

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両サイドにはレトロな広告があってさらに盛り上げてくれます。

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当時はすごいステータスだったんじゃないでしょうか。

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これが『花道』です。

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いいですねぇ、ここから役者さんが登場です。
なんかその気になってきました。

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花道を歩いて行くと、床が一部分、開くようになっています。
これは『スッポン』といって、ここから河童や妖怪などの役が下から出てきて
観客を驚かせたりするところです。

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一番前の花道の横が「いの一番」の席になってます。

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「いの一番」の席から舞台を見たところです。迫力ありますね。「よっ!○○屋!!」

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舞台に上がると、直径6.6mの床がまわるようになっていて劇の場面が変わるようになっています。

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客席の方を向くと、照明があたって、もう完全に役者気分です。

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舞台の上を見ると『ぶどう棚』といって、幕を吊ったり、
雪や花吹雪を散らしたりするところがあります。
永楽館のぶどう棚は役者が宙刷りできるよう頑丈にできています。

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舞台右側には『太夫座』と『囃子場』があってここから義太夫や三味線、太鼓を演奏します。

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いたるところに当時の「なんとか太夫」とかの落書きがあります。

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舞台の奥の2階は楽屋になっていて、

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ここでお化粧をしたり、

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カツラをつけたりします。

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ん?「ライトショウ 正司ハナエ」? かしまし娘でしょうか。

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また舞台に降りてみると、お風呂があります。
ここでお化粧をおとしていたんでしょうか。

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舞台の左側には『奈落』があります。
ここから下に降りることができます。


後編につづく



「北浜レトロビルヂング」

先日こちらでご紹介した「大阪証券取引所」の向かいに古いビルがあります。
かわいらしい佇まいがとてもいいんです。

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茶色のビルの隣りがそのビルなんですが、両隣のビルに押しつぶされてしまいそうです。
写真の右側にちょっと写っているのが大阪証券取引所です。


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別方向から見ると・・・やはり押しつぶされそうです。

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このひとり踏ん張っているビルが『北浜レトロビルヂング』です。
映画やドラマに出てきそうな光景ですね。
う~ん、この健気な感じいいですね。でも存在感あります。


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この北浜レトロビルヂングは1912年、明治45年に完成しています。
煉瓦造りの2階建。 設計者・施工者は不明。

窓の装飾、かたちがいいですね。エンブレムは英国の国章のようです。

もともと株の仲買商のビルとして建てられて、戦後は建築資材の商社ビルとして利用されていたそうです。
1996年に現オーナーが売却物件になっているのを偶然見つけて購入されたそうです。

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反対側を見ると大阪証券取引所が・・・

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どーーーん!
窓に映ってる雲がなんともいいですね。

ヨーロッパのようにいつまでも変わらない街や景色もいいですが、
こうして経済が成長して街が発展していく様子と時間が止まったかのような空間が、
共存しているところがたまらなくいいです。


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大規模改修の後、1997年に英国紅茶の喫茶店『北浜レトロ』として甦りました。
大阪では超有名店です。
建物自体がヨーロッパ風でしかも英国の雰囲気たっぷりなんで、英国紅茶店にはぴったりですね。
オーナーさんすごい!!


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国の登録有形文化財に指定されています
エントランスも上品ですね。

大阪の1等地で使用されていなかったこのビルがよく取り壊されず残っていたもんだなあって思います。そしてオーナーさんとの運命的な出会い、よかったです。

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かわいいポストがお出迎えしてくれます。




「大阪証券取引所」

大阪証券取引所は大阪市中央区北浜の堺筋の角にあります。1935年に完成して2004年に建替えをされていますが、正面のホールは保存されています。

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後ろの高層ビルが新たに建てられたビルです。
アンバランスなバランス感がいい感じです。
右奥に見えるのが日本一の高層マンション「ザ キタハマ」です。

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玄関はどっしりとして重厚感があります。

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看板も控え目でとてもいいです。

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窓のところの細工はとても繊細にほどこされています。

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玄関前には五代友厚の銅像があります。
誰だろうと思って調べてみると、薩摩出身で大阪経済を立て直し、「大阪の恩人」であり、東の渋沢栄一、西の五代友厚と称される人物のようです。
大阪証券取引所の発起人で大阪商工会議所の初代会頭です。すごい人です。
名前は聞いたことありましたが、よく知りませんでした。勉強になります。

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中に入ると吹き抜けになっています。
窓はステンドグラスだったんですね。幻想的です。

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この床の模様には何か意味があるんでしょうか。神秘的ですね。

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今日の株価は・・・ ふむふむ・・・

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奥の方は飲食店などもありました。

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取引所にはエレベーターで行くようになっています。
とても素敵な細工がしてあるんですが、以前からのものだったんでしょうか。

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五代さんは今の日本経済をどう見てるんでしょうか?



「小西家住宅」

konisi1.jpg大阪市中央区船場、道修町の堺筋添いに重要文化財「小西家住宅」はあります。木造2階建てで1903年(明治36)完成です。小西儀助商店の社屋として、木材集めから3年の歳月をかけて建てられたそうです。

道修町というところは昔から薬問屋が軒を連ねているところで、現在もこの近くには大日本住友製薬、田辺三菱製薬、小林製薬、武田薬品工業、塩野義製薬などなどたくさんあります。

konisi2.jpg小西儀助商店もその一つですが、現在は「ボンド」や「アロンアルファ」で有名なコニシ株式会社です。

この建物が素晴らしいのは今でも現役のオフィスとして使用されているところです。しかもほぼそのままで。現在のコニシさんの社屋は近くに移転していますが関連会社がまだ使用しています。そのため一般公開はされていませんが建物にとって一番いい状態だと思います。

堺筋にはこの他にもたくさん古い建物があるんですが、今では超高層ビルが建てられていて「小西家住宅」も高層ビルに囲まれています。「この辺に超高層ビルはちょっと、う~ん」って感じもしますが、そのアンバランスなとこもまた日本的なところかなって変な納得をしています・・・

konisi4.jpg後ろの建物は昨年完成した高さ209mで54階建ての、日本一の超高層マンション「ザ・キタハマ」です。写真に入りきりません。










「兵庫県豊岡市の豊岡復興建築群」

toyooka1.jpg兵庫県豊岡市には古き良き建物がたくさんあります。それらは大正末期に北但大震災によって被害を受けた後、復興した建物で「豊岡復興建築群」と言われてます。

左の写真の建物は現在も使用されている豊岡市役所本庁舎です。この建物は昭和2年の建設で現在建替えの計画中ですが、写真の部分は残して他のところを建替えるようです。左右のアーチ型の窓がいいですね。

toyooka2.jpgその市役所本庁舎の反対側にあるのが、登録有形文化財の旧兵庫県農工銀行豊岡支店の建物です。昭和9年に建設されて、途中山陰合同銀行の建物として使用されて、現在は豊岡市役所南庁舎別館として使用されています。この建物は本庁舎の建替え後広く市民に利用される施設として検討中です。
ルネッサンススタイルの銀行建築で、シックな感じがいいです。

この他にもたくさんの古い建物があってとても大切にされています。時代の流れとともにすべてを当時のままに残していくことは難しいと思いますが、豊岡市の方々はできる限りこれらの建物を大切にしていくことで、こころ豊かな気持ちで暮らせる街づくりに価値観をもって取り組んでおられます。

建物や環境が人間にあたえる影響ってすごいですね。



「五臓圓ビルの保存 活用」

gouen2.jpg鳥取市二階町に五臓圓ビルがあります。
昭和6年に建築されて、昭和18年の鳥取大震災、昭和27年の鳥取大火の2つの災害を耐え抜いた「昭和の生き証人」です。

現在、智頭街道商店街振興組合の方をはじめ五臓圓ビルを保存活用する会の皆様で「五臓圓ビル再生プロジェクト」が始動してます。
10月10日から11月3日の週末には「一般特別公開」されます。期間中はライトアップされ昭和レトロが楽しめます。
またこの活動に際してたくさんの方々からのご支援とご理解をお願いして、募金活動も始められておりますのでよろしくお願い致します。

古くめずらしい建物だから残すということだけじゃなく、鳥取の見慣れた風景のひとつで、これからもまちのシンボルとして、みんなのこころに残る思い出たっぷりのこのビルが再生できればと思います。

現在もこのビルの1階に五臓円薬局があります。いろんな病院の処方箋もされていますが、病気になったから菌を退治してなおすんじゃなくて、もともと人間にある免疫力を高めて人間の力で治療の手助けをしていくことを基本姿勢にされています。また対面販売にこだわって「あなたに合ったお薬」を理念として営業されています。

現代の建築にもとても参考になりますね。



「建物や建設物のリニューアル、リサイクル、再利用」

昨年鳥取県の中部地方の倉吉市にある小田橋(こだばし)を解体しました。
新しい小田橋が開通したことによって解体されました。

この旧小田橋は明治36年に山陰本線の鉄道橋として建設され、当時は汽車が通っていました。
それから交通手段の変化や新しく鉄道用の橋ができたりして、昭和26年に鉄道橋を車道用にリニューアルして再利用されました。

現在ではいろんな基準などがあってこのようなことは難しいのかもしれませんが、むかしの人の知恵で古くても別の用途に使用したりして、できるかぎり再利用を考えていたのではないでしょうか。

以前は建物の多くも古材を利用して建てられていました。むかしの人は古くてもいいものはできるだけ使用する気持ちがあり、またそれ以上に現在の人よりリサイクルに対しての意識が強かったのではないでしょうか。
それも当然のように、無意識のうちに。

当社が解体した小田橋の一部が(財)鳥取県建設技術センターの玄関に展示してあります。

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「百年以上前の建物がある町」

izusi1.jpg出石そばで有名な兵庫県豊岡市出石町には、たくさんの古い建物があります。
街並みも城下町らしくてとてもいい雰囲気があります。

そこに住んでおられる方々もとても気さくで、はじめての人にもとても親切にしてくれます。

そして自分たちの住んでいる町や建物や名物などにとても誇りをもっていて、生き方がとても素晴らしく感じました。

そんな方々のいる町にある建物は、長い間とても大事にされていて、所有者が変わった建物も以前と同様にとても大切にされているようでした。
「大切なものを長い間守り続けるっていいな」とあらためて思いました。

「兵庫県豊岡市出石町」そこで暮らしたいと思わせるまちです。

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