懸樋のブログKAKEHI’s Blog

「雨漏りのない家づくり」

2009.10.03

お客様に建物を供給している私たちにとって、雨漏りのない家づくりは永遠の課題です。

設計から施工を通じて、雨漏りのしない、雨漏りのしにくい施工や防水工事で守るべきポイントは、決して難しいものではありません。

しかしそのポイントのほとんどが、建物完成後には見えなくなってしまうところにあるので、建物完成後の雨漏りの原因やトラブルを発見するのは難しくなってきます。

当社では設計や施工の工事の途中で、そのチェックするポイントを常に意識して管理をしてます。また雨漏りを防ぐための社員教育も実施しています。

最近は屋根部分より住宅側面からの雨漏りが約5倍も多くなってきていて、外壁や配管などの貫通部、サッシまわりやバルコニーなどからの雨漏りが特に多く見られます。

工務店側の提案やお客様のニーズの広がりから、住宅や建物のデザインが多様化してきたのもその原因の一つです。
デザインというものは、そこに住まわれる人、働かれる人、利用される方にとって、
とても大切なものです。単に外観の良し悪しだけじゃなく人のこころにも影響を与えます。

ただあまりにも見た目のみを優先しすぎてしまうと、雨仕舞いへの配慮や防水施工のやりやすさや品質確保が十分でない場合が出てしまいます。そうなると「雨風をしのぐ」という建物の基本的のところが失われてしまいます。
雨水はそうしたウィークポイントを正直についてきます。

当社は設計から施工を通じて、雨仕舞いや防水工事のミスや見落としをなくすることが、雨漏りを防ぐ第一歩だと考えています。


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