懸樋のブログKAKEHI’s Blog

「鳥取 注文住宅の坪単価③」

2010.07.17

家を建てると30年くらいローンを払いながら生活することになります。ということはそれ以上長く住むことになるので、その間に家が使えなくなっては意味がありません。

なるべくそうならないように、リフォームがしにくいところやリフォーム費用がかかりそうなところには、多少お金がかかっても、長期的に考えて最初から長持ちするものを選んだほうがいいと思います。

例えばお風呂は結構高価で、交換するのに解体作業が必要だったり、工事期間中はお風呂に入れなくなったりするので、暮らしにかかる負担も多くなります。

また床の工事も、はがして張り替えたりするので、家具や家財などを移動させたりしなければなりませんし、工事も1日で済まないので歩けるところが限定されます。これも結構暮らしに負担がかかってしまいますね。

しかしキッチンや洗面台などは思ったより簡単につけかえたりできます。
機能やデザインは年々新しくなってきていますし、使用頻度が高いため比較的早く壊れたり、損耗が多くなります。

場合によっては数日使用できなくても、他で何とかなったりして、暮らしへの負担も少なくなります。家具と同じように、後々変えてもいいなって思うものを考えてもいいかもしれませんね。

家を建てる時は最初からリフォームすることはあまり考えませんから、つい安い方がいいなって妥協してしまうこともあります。また反対にデザインや質感がよくて高価すぎるものを選んで、何年後かには交換しなければならないこともあります。

大切なのは重要なところにはお金をかけて、寿命が短かったり変更が簡単なところはなるべくお金をかけないようにして、今できることと、後でもいいことをしっかりとわけて考えることだと思います。
構造や設備、間取りを考えるときは長期的に考えて、無駄なものを省く作業も必要になります。

ハードの部分は後でどうにかなりますが、日々の暮らし方や家族の趣味や生活などのソフト面は後で考えることはできないので、その辺に重点置いて考えるといいと思います。


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