懸樋のブログKAKEHI’s Blog

「住宅リフォーム 介護リフォームの工事 鳥取県鳥取市」

2012.02.25

年齢を重ねてくると少しの段差でつまずいたりよろけたりしてしまいます。
高齢者の家庭内での事故が原因で寝たきりになってしまうこともあります。
それには住宅環境が原因があることが多いようです。

手すりや段差を解消したりして安全に住める環境づくりが大切なんですが、それ以上に自立した生活範囲を広げる視点が重要です。

家の中で転んだりした経験があると段々と動くことが億劫になったり怖くなったり、トイレに行くのが不便だと水分を控えめにしたりと体調にもよくありません。

少し生活が不便だなと感じたら住宅改修、介護リフォームをお勧めします。
大がかりなものじゃなくてもほんの少しの工夫で改善できることもあります。

今回ご紹介するのはご高齢なご夫婦だけで生活されている築40年のお家の介護リフォームです。

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身動きがとりづらく明かりがほとんど入らないお部屋から車庫を寝室に改修しました。
壁をはぐってみると床、壁の断熱がされていない状態で今回の改修で床、壁に断熱材を入れました。

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寝室のすぐ横でリビングからも近いところに新しくトイレを増設しました。
近づいたら自動的に便座が開きます。
この便座の開閉って結構負担になるんですよね。

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生活しながらのリフォーム工事だったので、その都度完成したところに移ってもらいました。
ご主人の身体も工事前より明らかによく動くようになり、職人さんとの毎日のコミュニケーションもよかったようです。
動きすぎてご主人の服のあちこちに塗り立てのペンキが付いていました。
いい思い出になりますね。

i4.jpg
キッチンも一緒にリフォームしました。

今回は介護リフォームとキッチンやリビングのリフォームと同時に柱や梁の補強もさせて頂きました。
収納スペースを設けるだけで動きやすくなったり、少しの工夫で生活環境を改善することもできます。
ちょっと生活が不便だなって感じたらお気軽にご相談下さい。


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